「国際モダンホスピタルショウ」(主催:(一社)日本病院会他 7月17日~19日 東京ビッグサイト)における特別企画「現場のひらめきをカタチに! 第12回みんなのアイデアde賞」において当院の応募作品「災害時用エアー担架」がグランプリを受賞しました。
「みんなのアイデアde賞」は医療、介護、福祉に携わるすべての方から、現場ならではの画期的な改善の工夫やアイデアを募集するもので、応募総数27作品の中から選ばれました。
昨年の当院の応募作品「災害時足踏み式吸引器」の準グランプリに続く二年連続の受賞となります。
当院が応募した「災害時用エアー担架」
(作品概要)
担架は、火災や地震といった災害時に緊急で患者さまを搬送する際に使用するものです。
本作品は市販の寝袋とバルブを開けると自動で膨らむエアーマットを組み合わせ、患者さまの体を固定するベルトを取り付けました。また、床と接する面はプラスチック製のシートで補強し、階段も滑り降ろすことができるよう工夫しました。
市販の材料を組み合わせ安価に製作できること、女性二名でも安全かつ迅速に搬送できることが評価され、グランプリ受賞に至りました。